旦那の不倫が原因で家を出て別居生活をしています。実家に帰ってきた私は、子どもが待機児童のため働けず、家事手伝いのような日々を送っています。
旦那と同居していたときは、精神的にボロボロでしたが、心が少しずつ回復してきているように思います。別居してよかったなーと思う日々です。
子どもをしっかり見られるようになった
不倫夫と暮らしているとき、頭の中は不倫夫のことと不倫相手の女のことで頭がいっぱいでした。そのため、朝から晩まで一緒にいる子どものことは、きちんと見られていませんでした。遊んでいるときも、おっぱいをあげているときも、添い寝しているときも…子どものことなんて何にも考えていませんでした。というか、考えられませんでした。心ここにあらずの状態で子育てをしていたのです。
それに気が付いたのは、子どものことを友人に聞かれた時でした。「最初にしゃべった言葉は何?」「いつ歩き始めたの?」「食べ物は何が好き?」「どんな遊びが好き?」私は質問に答えられなかったのです。子どもの一番かわいい時期に、自分はいったい何をやっているんだろう…と情けない気持ちでいっぱいでした。
別居したてのころはまだまだ同居中の気持ちを引きずっていましたが、3ヶ月経ってやっと気持ちが落ち着いたようです。子どもと一緒に過ごす時間がとても楽しいですし、笑顔を見るだけで幸せな気持ちになれます。
母親の心の安定は、子育てにとって、子どもにとって、なによりも大事なことなんだと思います。
よく眠れるようになった
といっても、毎晩の不倫についての検索はいまだにやめられず、深夜の1時2時までネットサーフィンをしているのは、今も変わりません。でも、旦那や不倫相手の女のことを考えすぎて眠れない、ということはかなり減りました。旦那が近くにいると嫌でも考えてしまいますし、考えることが癖?というか習慣になってしまっているので、やめたくてもやめられないんですよね…。
また私は、探偵に浮気調査を依頼していたこともあり、旦那のスマホをのぞいたり、カバンや財布をあさることを日常的にしていました(お恥ずかしながら…)。毎晩夜中の3時くらいにムクッと起きて、家庭内調査を行うのです。でも別居していたら、そんなことはしたくてもできないですから、諦めて眠るようになるのです。
毎日ふつうに寝られるだけなのに、それがとてもありがたく感じる毎日です。
食事が美味しいと思うようになった
実家に帰ってきて6㎏太りました(笑)。旦那と暮らしているときは、食べたくなかったですし、食べても吐いてしまっていたので…。
まずは、食べられるようになったことが第一歩。そして「美味しい」と感じられるのは、さらに回復した証ではないかと思ってしまっています。ごはんが美味しいって、とても幸せです。
こう考えていると、別居したことで私はただ普通の生活が送れるようになっただけなんだなと思いました。同時に、普通の生活が送れないのがサレ妻だということも、改めて知りました。
別居を始めてしまうと、別居を解消するタイミングを失い、離婚まっしぐらになってしまう、という話も聞くので、簡単に別居をすることはおススメできません。でも、人としての普通の暮らしができないときは、別居して自分を回復させることも大事なことだと思います。
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